2016/12/19
情シス女子

【情シス女子】「ITは1~2年では学びきれないくらい奥が深いと実感した」横山由希さん

ジャパンネット銀行 開発一部 アプリケーション開発第一グループ 横山由希さん

ジャパンネット銀行 開発一部 アプリケーション開発第一グループ 横山由希さん

今回の情シス女子は、実店舗を持たないインターネット銀行のジャパンネット銀行で開発一部 アプリケーション開発第一グループに所属する、横山由希(よこやま・ゆうき)さんです。新卒で入社後は将来を見据えて社内でキャリアを重ねてきたといいます。バリバリと仕事をこなす彼女に仕事への考え、そして趣味について話してもらいました。(取材・文:ミノシマタカコ 撮影:松波賢 ヘアメイク:酒井遥加)


<横山由希さんプロフィール>
ジャパンネット銀行 開発一部 アプリケーション開発第一グループ所属。青山学院大学経済学部卒。2013年に新卒で入社。法人営業やtoto(トト)、宝くじの販促業務を経て、2016年7月に現在の部署に異動。今の部署では情報システム・ネットワーク企画構築を担当しながら、アプリ開発でベンダーや起案部署との調整を行う。冷静沈着な雰囲気を感じさせるクールビューティー系情シス女子。

営業→販促→情シス 入社時の研修で自らのキャリア計画を考えた

――就職活動では、金融業界を志望していたのですか?

金融以外にもメーカーやサービス業なども受けました。この会社を選んだ理由は、面接官や社員の方と話していて働きやすそうな職場と感じたからです。それから物理的に転勤がないこともありました。だから、ここなら長く働けるのかなと思って入社しました。

――最初の配属先は法人営業ですが、自ら希望したのですか。

社会人として、最初に営業を経験しておいた方がいいと思ったので希望しました。若いうちなら恥をかくこともできますし、商品知識だけでなく度胸も身に付けたいと思ったんです。若いとお客様からの信頼を得るのも大変なのですが、同じ営業の人を見て学んで、コミュニケーションをとるようにがんばりました。おかげでコミュニケーション能力が上がったと思います(笑)。法人営業には1年半いたのですが、ここで「いかに稼ぐか」ということを学びました。

――次は提携事業部ですよね。ここではどんな仕事をしていたのですか。

totoや宝くじの販売促進を行っていました。具体的にはメルマガや広告を出すプロモーション業務の担当です。これは営業の外回りとは全く違う業務でしたし、なにより社内調整が難しかったです。仕事がうまくいかないこともあって、その時には、やっぱり自分は営業の方があっているかなと思ったりもしました。

それがロト(数字選択式宝くじ)をリリースした時に、「楽しい」という気持ちに変わったんです。そう感じられたのは考えて広告を出すなど、学ぶことが多くて仕事の幅が広がったことが理由なんだと思います。ほかではできない経験ができて、ありがたかったです。

――そして、現在の部署に異動したわけですね。

提携事業部に異動した時から、2年後には開発に行きたいと考えていました。私は文系出身でネット銀行にいるにもかかわらず、IT知識があまりない状態が、よくないと思ったんです。そして、ネット銀行でずっと働くにはやっぱりITの知識がないといけないと思いましたし、行くなら早く行ったほうがいいと思って開発に異動することを決めていたんです。実際、希望がかなって、2年後に異動ができてよかったです。

――今はどんな仕事をしているのですか?

企画の部署が出す「こういことがしたい」という要望をシステムの観点で要件定義が正しいか確認し、ベンダーの方に発注するのが、今の仕事です。開発自体はベンダーの方にお願いをしています。

――キャリアプランは入社前から考えていたのですか?

いいえ。最初は考えていませんでした。入社後の研修でいろいろな部署を見たことがきっかけで考えるようになったんです。会社のいろいろな部署を経験したいと思いました。

実際、カスタマーセンターではお客様からの電話対応をして、会社の商品についての知識と電話対応も学ぶことができました。何よりも、電話を怖がらずにとれるようになったのがよかったです。この時に学んだ商品知識は、その後の部署でも役立っています。

また、法人営業ではお客様に会社のサービスを決済や振込みなど、どういうシステムとして使ってもらうかなどの提案も行うので、お客様の潜在的なニーズを学ぶことができました。このことは今のシステム開発に役立っています。

情シスは裏方でもサービス提供に不可欠な仕事

――今の部署は、これまでと全く違う仕事ですよね?

そうですね。カスタマーセンターや営業は、お客様と直接接する仕事で、表に立って行います。開発や情シスは裏方の仕事です。だけど、この部署がないとお客様にサービスを提供できません。だから開発や情シスは不可欠な仕事なんです。それまで、裏方の仕事について考えたことがなかったのですが、実際にやってみて「そういう仕事があるんだ」と気付くことができました。

開発の部署とは提携事業部の時にかかわることがあったのですが、その時は「稼げるから、開発してください!」と言っていたんですよ。いかにむちゃくちゃなことを言って、やってもらっていたかを、(開発の部署に来た今では)身にしみて感じています。また、営業の時には「自分たちの部署があるから稼げるんだ」と思い上がっていました(笑)。でも、開発に異動したことで、そうではないことが分かりました。

今の部署に異動したことで情シスや開発の仕事の大切さを知ったという横山さん

今の部署に異動したことで情シスや開発の仕事の大切さを知ったという横山さん

――今の部署で苦労したことはありますか。

最初は「リリース」など会議で使われる言葉が分からなくて苦労しました。開発の人などにとっては普通の言葉だったんですが、私には理解できなかったんです。それでも今の部署は、グループの人たちみんなが教えてくれる環境なので、先輩に聞いて教えてもらっています。また、自分でもITの仕組みについて調べたりして勉強しています。

実は(開発には)2~3年ほどいて、次は業務統括という事務系の部署に異動したいと考えていました。でも、ITは奥が深いと分かったんです。とても1~2年で学びきれるものはないと実感しました(笑)。だから、しばらくはこのまま今の部署の仕事をしていきたいと思っています。

「横山さんに頼もう」と言われるようになりたい!

――趣味は料理と聞きました。

入社1年目で実家を出たばかりの頃に料理ができなかったので、1年間、料理教室に通ったんです。一人の時は簡単な和食を作る程度ですが、友達を家に呼んで、宅飲みパーティーなどもします。一番得意なのは豚汁なんですが(笑)、最近はアヒージョを作りました。女子なので、料理の味だけでなく見た目にもこだわります! それから、料理をするようになって(作り方の段取りなどを学ぶことで)マルチタスクができるようになったかもしれません(笑)。

“見た目にもこだわる”という横山さんが作った料理。アヒージョもあります!

“見た目にもこだわる”という横山さんが作った料理。アヒージョもあります!

――ボルダリングも楽しんでいるそうですね。

前々から「体を動かしたい!」と思っていて、全身運動ができるというので興味本位で始めました。体を動かすのはもちろんですが、ルールに沿ってゴールを目指すので達成感もあります。ボルダリングは体力が必要ですが、私、幼稚園から高校まで水泳をやっていたので体力に自信があるんです(笑)。これからはボルダリングだけでなく、別の面白いスポーツもしてみたいなと思っています。

ボルダリングには会社の人と一緒に行ってからハマったそうです

ボルダリングには会社の人と一緒に行ってからハマったそうです

――今後、仕事での目標はありますか?

先日、社内でトラブルが起きた時に何も分からなくて、言われた作業しかできなかったんです。だから、今後またトラブルが起きたら、きちんと解決できるようになりたい。トラブルがあった時に、「横山さんに頼もう」と言われるようになりたいんです。そのためにも今は勉強をしていこうと思っています。

最後に今後の目標を書いてもらいました!

最後に今後の目標を書いてもらいました!

<インタビューを終えて>
「クールビューティー」という言葉が、まさにピッタリの印象だった横山さん。インタビューの時には、その印象とは異なり、長く働くことを考えた会社選び、将来を見据えたキャリアの積み重ね方と仕事に対する自分の考えを分かりやすい言葉で丁寧に話してくれました。また、受け答えの早さも印象的でした。ITは横山さんの想定外に奥が深かったようですが、今の部署でさまざまな知識を吸収して、目標とするみんな頼られる情シスになってくださいね!


ジャパンネット銀行
http://www.japannetbank.co.jp/

●事業内容:インターネット上での銀行業
●本社:東京都新宿区西新宿2-1-1
●設立:2000年9月
●従業員数:311人(役員含む、2016年度中間期)
●経常収益(売上高):130億9600万円(2016年度中間期)


ジョーシス編集部

「情シスライフをもっと楽しく!もっと幸せに!」をコンセプトに「情報システム部門=情シス」で働く人たちの生活全般を応援するユニークな記事やコラム、ニュースを発信する情報サイトです。

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