2016/12/28
残業メシ

管理栄養士 松尾つぐみのおいしいヘルシー「残業めし」

情報システム担当のみなさん、こんにちは! 管理栄養士の松尾つぐみです。

第5回のテーマは「おつまみ」です。街のあちこちでイルミネーションが輝き、忘年会でにぎわう、この時期。飲み会へのお誘いも多いと思います。

でも、あちらこちらからお声がかかり、ついつい回数を重ねていけば、あなたの体重ももれなく増えてしまいます(笑)。そこで今回は飲み会を少しでもヘルシーに過ごすための居酒屋で注文すべき、おすすめおつまみ+αを紹介していきます。

まず、今回のポイントはこちら!

野菜メインのおつまみで肝臓の働きを助けましょう

最初におすすめしたいのはヘルシーの代名詞、野菜のメニューです。

野菜に含まれるビタミンやミネラルは肝臓の働きを助けてくれます。特にカリウムには塩分を体外に排出してくれる働きがあります。

また、野菜のメニューはヘルシーなだけでなく、体のなかで大量のアルコールの処理をして疲れきっている肝臓の働きを助けてくれる効果、濃い味付けのおつまみを食べ過ぎた時に塩分の排出を手伝ってくれる効果があるんです。

まず紹介するのは冬に旬を迎える野菜、ほうれん草を使ったおつまみ「ホウレン草のゴマ和え」です。チェーン店ではメニューにないお店もありますが、レトロな雰囲気の飲み屋では提供されていたりします。

ホウレン草のゴマ和え

ホウレン草のゴマ和え

ほうれん草は緑黄色野菜の代表格です。免疫力を高める「βカロテン」をはじめ、骨の形成に重要な「カルシウム」「マンガン」「マグネシウム」も豊富です。しかもこのほうれん草、夏場より冬場の方が栄養素は高いんですよ。

次に紹介するのは、同じく冬が旬の大根を使ったおつまみ「大根のシラスおろし」です。

大根の根の部分には「ジアスターゼ」という、でんぷん分解酵素が含まれています。この酵素は消化を助け、胃もたれや胸やけ防止に役立ちます。また、辛み成分の「アリルイソチオシアネート」には抗菌作用もあるんですよ。まさに飲み会にはうってつけのおつまみです。

大根のシラスおろし

大根のシラスおろし

ただ、いくら野菜がヘルシーとはいっても、油で揚げた野菜のてんぷらやマヨネーズたっぷりのシーザーサラダやポテトサラダなどはたくさん食べてしまわないようにしましょう。かえってカロリーのとり過ぎになってしまいます。気を付けてくださいね。

大豆製品のおつまみでカロリーダウン!

続いては、ボリュームもあってヘルシーな大豆製品のメニューです。

大豆は「畑のお肉」ともいわれ、たんぱく質も豊富です。お酒で疲れてしまいがちな肝臓の働きを助けてくれます。居酒屋での代表的な料理は「枝豆」「冷ややっこ」です。また、今の時期なら「湯豆腐」でもいいですね。

冷ややっこ

冷ややっこ

特に「枝豆」はたいていのお店の宴会のコースメニューにも含まれています。実はこの「枝豆」、豆と野菜の両方の特徴を持った素晴らしい食材なのです。

枝豆には、たんぱく質はもちろんのこと、消化液の分泌を助け、糖質をエネルギーに変える働きを持つ「ビタミンB1」、アルコールの分解を促し肝臓の機能を助ける「メチオニン」、塩分の排泄を促す「カリウム」、ホウレン草より豊富な「鉄分」が含まれています。

枝豆

枝豆

また、だだちゃ豆の場合には、これらの栄養素に加えて疲労回復効果の高い「オルニチン」も含まれています。「オルニチン」が含まれる食材では、「しじみ」が知られていますが、だだちゃ豆はそれを上回る量の「オルニチン」が含まれています。まさに枝豆は最強のおつまみ食材といえるでしょう。

青魚のメニューでコレステロールを下げましょう

飲み会では、「ビールにあうから」とばかり、焼き鳥やから揚げ、ソーセージの盛り合わせなど、ついつい肉類のおつまみを選びがちになってはいませんか? そんな時こそ、あえて魚のメニューを選びましょう。

魚の中でも特におすすめなのは青魚。「サバ」や「イワシ」などです。青魚は魚の油DHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富。また、DHAコレステロールを低下させてくれます。

そんな青魚の調理法は、から揚げ、照り焼き、塩焼き、お刺身など調理法はいろいろあります。

そのなかで私のおすすめは「塩焼き」と「お刺身」です! なぜなら、手をかければかけるだけ、油やタレを使うのでその分のカロリーが上乗せされていくためです。これは魚に限らず、肉でも一緒です。

サバの塩焼き

サバの塩焼き

また、居酒屋で定番の魚メニューといえば、「ホッケの塩焼き」があります。実は、ホッケにはコレステロール低下作用のある魚の油、EPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれているんです。だから「青魚はちょっと……」という方にはおすすめです。

食べ方など、「+α」の工夫もしましょう

飲み会がコース料理で料理を選ぶことが難しい場合は食べ方に工夫をしましょう。

例えば「自分の分だけ先に皿に取り分ける」「野菜から先に食べる」「締めのごはんはやめる」「お酒とノンアルコールのドリンクを交互に頼む」。こうしたことを実践してみてください。ちょっとしたことが大きな結果につながります。

しかし、そうはいっても飲み会の雰囲気も大切です。「せっかくの機会なのだから楽しみたい!」というあなたは、飲み会の翌日で調整をしましょう。「体を動かす」「あっさりとしたメニューにする」「休肝日にする」など調整の方法はいろいろあります。あなたが無理なくできるものを試してみてくださいね。


さて、5回にわたってお送りしてきた「残業めし」ですが、今回が最終回になります。短い間でしたがご愛読いただき、ありがとうございました!

これまで記事で紹介してきた内容を参考にして、情シスのみなさんが元気で健康な生活を送っていただけたら、うれしく思います。

本当にありがとうございました。

松尾つぐみ

ジョーシス編集部

「情シスライフをもっと楽しく!もっと幸せに!」をコンセプトに「情報システム部門=情シス」で働く人たちの生活全般を応援するユニークな記事やコラム、ニュースを発信する情報サイトです。

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